おたくな少女達 Act.3

蘭:新一いる〜?
新:あ?なんだ蘭か。
蘭:新一に見せたい物があるのよ〜!
新:なんだ?
蘭:これよ、これ!
新:はぁ〜?
蘭:同人誌よ。
新:(こいつ、まだそんなの読んでたのか…)はぁ、『Between the Sheets』ねぇ…。
パラパラパラ………。
新:(な、なんだこりゃ〜〜〜!!!)
蘭:ね、ビックリでしょ〜?面白かったから買っちゃった♪
新:(ビックリなんてもんじゃねぇよ!)
蘭:それ、『黒の組織』ってサークルのなんだけど、筆者が覆面なのよ。一度も会場に来たことないんですって。
新:(『黒の組織』だぁ〜?)
蘭:私、もう全部読んじゃったけど、ものすごくリアリティを感じるのよねぇ。
新:(リアリティっていうか、これって………)
蘭:どうしたのよ…新一、黙り込んじゃって…。
新:え?いや、その…男同士っての抜きにしたって、探偵と怪盗なんて冗談じゃねぇなぁ…って。
蘭:冗談だからいいんじゃない。
新:(グサッ)
蘭:本気で探偵と怪盗が恋人だったら、問題ありすぎよ。
新:(グサッグサッ)
蘭:男同士だって問題よね。
新:(グサッグサッグサッ)
蘭:私、新一のこと良〜く知ってるけど、男の恋人がいるなんて思ってないから安心したら?
新:(グサッグサッグサッグサーッ!)
蘭:やだ、新一。顔色悪いわよ、大丈夫?
新:あ、あぁ、なんでもない。
蘭:食事しないで、本ばっかり読んでるからよ。
新:……………。
蘭:来週、また即売会があるのよ〜。
新:へ、へぇ。
蘭:残りの買って全巻揃えちゃうんだ!私すっごく、気にいっちゃった!
新:は、はぁ…(絵空事って思ってんなら、まぁいいか)。
蘭:でも、どんなひとなんだろ。この『魚塚 陣』って人…。会ってみたいなぁ〜。
新:(『うおつか じん』だと〜!とことんふざけやがって…。あんのやろ〜〜〜!!!)
蘭:買ったら、また見せたげるね〜。じゃ、私園子と待ち合わせしてるから帰るね。



またしても短い……。
新一君登場。ね?快新らしくなってきたでしょ?


BACK  ATLIER  NEXT