おたくな少女達 Act.4

新:灰原〜!いるんだろ?出てきやがれ!
哀:工藤君、うるさいわよ。静かにしてくれない?
新:うるさい!なんなんだよ、この同人誌は!
哀:あなた達の愛の物語。
新:誰がそんなもん書けって言った!だいいち、これのどこが物語なんだ!全部実録じゃねぇか!
哀:あら、物語にはリアリティも必要よ。
新:てめぇ、いいかげんにしろよ!盗聴器、寄越せ!
哀:はいはい、気付くのが遅いわよ、探偵さん。
新:っるせ〜!人のプライバシーなんだと思ってやがる。
哀:娯楽(きっぱり)!
新:てめぇってやつは…。
哀:あら、そう思ってるのは私だけじゃないようよ。蘭さんと園子さんもそうだし…。
新:なんだと?
哀:これ、なんだと思う?
新:なんだ、それ?
哀:通販の申し込み。
新:なにぃ〜!
哀:この中には、あなたの良〜く知ってる名前がいっぱいあるわよ。
新:いっ?
哀:服部君の幼馴染みの遠山和葉さん。中森警部のお嬢さんの中森青子さん。警視庁交通課の由美さん。それから…。
新:…………………うそだろ。
哀:嘘じゃないわ、みんなあなたと怪盗さんの関係に興味があるのよ。
新:…………………。
哀:気をつけないと、ほんとのことがばれるわよ。
新:てめぇが書かなきゃいいんだろうが!
哀:(あれだけイチャイチャしてて、バレないのが不思議よ。日本警察ってほんとに無能よね)
新:そういや、お前、覆面作家気取ってんだって?
哀:仕方ないでしょ、18禁エロ書いてるのが小学生だってほうがよっぽど恐いわよ。
新:それに、このふざけたペンネームといい、サークル名といいお前、ネーミングセンスないよな。
哀:言ってくれるじゃない。それともシェリーとでもする?
新:その方がまだマシだな。
哀:そう…。じゃあ、今度からシェリーの名で書かせてもらうわ。あなた達のラブラブぶりをた〜〜〜っぷりとね。
新:え?待て、それとこれとは話が違うだろ!
哀:違わないでしょ。じゃあ、私原稿の途中だから…。またね、工藤君。
新:こら!待て!灰原、逃げんなってば!戻ってこい!灰原〜〜〜!



これで前半終了。
後半は快斗君サイドが中心になります。
でも、快斗が出てくるのはいつ?


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