おたくな少女達 Act.6恵:青子!ニュース、ニュース!
青:なに、なに?
恵:「黒の組織」、今度の夏コミで新刊が出るんだって!
青:ほんとに〜?くやし〜!夏コミの日って、お父さん非番だから、どっか連れてってもらう約束しちゃったよぉ〜。お願い恵子!私の分も買ってきて!
恵:それぐらい、いいけど…。それにしても、青子も見事にはまったよね。あんなに文句言ってたくせに。
青:だって現実じゃないも〜ん。妄想だも〜ん。
紅:あら、楽しそうね、何のお話?
青:あ、紅子ちゃん、おはよ!同人の話だけど、紅子ちゃん興味ある?
紅:どんな話なの?
青:あのね、怪盗キッドと名探偵・工藤新一の恋愛なんだけど…。
紅:……へぇ、それは興味あるわね。
青:すごい本があるんだよ。明日、貸してあげるね。
紅:ありがとう、楽しみにしてるわね。
青:18禁本なんだけど…、紅子ちゃん抵抗ある?
紅:………中森さんでもそんなの読むの?
青:うん、そこの…「黒の組織」ってサークルなんだけど、そこのだけは読むよ。情けないキッドとか出てるし、お話もすごいエッチなんだけど、オチが面白いんだもん!
紅:そうなの?
青:あ、今度夏コミで新刊出るっていうから、紅子ちゃんも恵子に買ってきてもらう?
紅:え?いいのかしら?
恵:うん、どうせ、私のと青子のと買うんだから2冊でも3冊でも一緒だもん。
紅:じゃあお願いするわ。キンコンカンコ〜ン
紅:あ、予鈴よ。
青:いっけな〜い、私、今日日直だった!紅子ちゃん、また、あとで話そうね♪
紅:ですってよ、黒羽君。
快:なんの話だ?
紅:あらあら、聞き耳立ててたのはどこの誰かしら?
快:いい加減にしろよな。俺はキッドじゃねぇよ。
紅:あら、私「キッド」なんて一言も言ってないわよ。やっぱり聞き耳立ててたんじゃない。
快:う……。
紅:夏コミは8月11日よ。キッドの予告状が出たら、中森警部も非番返上で駆け付けるでしょうね。
翌日
青:恵子〜!夏コミいけるようになっちゃった!怪盗キッドの予告状が出て、お父さん非番返上しなきゃなんないんだって!
紅:………素直な怪盗さんだこと。
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